昨晩。
部屋のあかりを消してベッドに寝転ぶと、窓から明るい光が射していることに気がついた。
カーテンをザザッと開けて、窓もガラッと開けてみる。ま、眩しい……。
月の光だった。
光はとても強く、ベッドまでも照らしていた。やだ、なんか色っぽい。こういう歌詞あるよね。
月に魅せられて、しばし空を見つめる。
台風が過ぎた影響か、外気は少し湿っけのある涼しい風が吹いている、久しぶりのノット熱帯夜。
あ、そうだ。せっかくだから、今日は窓とカーテンを開けて眠ろう。
あれよ、あれ。月光浴ってやつよ。一度はやってみたかったのよ。
そういえば、月の光って、石(主にパワーストーン)を浄化させる方法のひとつだったよね。人間にも何かいいことがあるのかしら?と思って、「月光浴 効果」で検索してみる午前0時。
いろいろなことが出てきたけど、一番多かったのが“リラックス効果”。ほほう。
どんどん掘り下げていくと“子宝”“生理痛緩和”まで出てきて「あっ……(察し)」と感じてケータイをそっ閉じした。
言うて、月の光って自発的ではなくて、太陽の光が月に反射して地球に届いているものなんだし。要は太陽の光のようなものよ……なんて、夢ぶち壊し理系脳がぬっと現れたけれども「今日のところはやめてもろて」と頭の端っこに無理やり押し込んで。
ちょっと神秘的な気持ちにして、月の光にあたりながらごろんと寝てみた。
うん、なんか、心地良き。
アタイ、ひなたぼっこも好きだけど、つきのひかりぼっこも嫌いじゃない。
むしろ、月の方が落ち着くかも。空が暗いからっていうのもあるのかな。
なんだろう、なんか、いい感じでした。
実は夏のうちに部屋の模様替えを考えていて、ベッドを窓から遠ざけた場所に移動する予定だったのだが、これは再検討案件ですわ……。
そして、月光浴でボケーっとしたまま眠りについていたらしく、気がついたら朝だった。なんてこったい。幸い寝冷えせず。もしかしてこれって月光効果……?(コワイコワイ)
写真は、今日の、というか、今。
今日も輝いておりますね。
さて、今日もカーテンと窓全開で寝ますかの。