エッセイ的な何かbyルミ

ひとつのお題についてグダグダと書くエッセイっぽいブログ

続・クルマのオトモ

前回と同様、車のお話。

 

最近ふと思うこと。

「ここ数年、助手席に乗っていないな・・・」

・・・寂しいか?寂しいな。

いや、そういう意味じゃなくて。

「たまには、助手席で風を感じながら窓の景色を眺めて、無の空間にいざなわれたい・・・」などと、運転しながら思うのですよ。

運転しながらじゃ、できないからね。

 

今はほぼ毎日運転しているが、数年前までは自他共に認める程のゴールドペーパードライバーでした。

24くらいに免許を取得してから、15年くらいペーパーでしたの。ホホホ。

親から親族、友人にまで「もったいない!」「乗らないとどんどん感覚忘れるよ?」なんてよく言われておりました。いや、もう、免許取った時から感覚忘れてるよ・・・。

実家に戻るきっかけで脱ペーパーになったのですが、いいのか悪いのか・・・。

いや、確実によかったんですけど。

 

しかし、15年も乗ってなかったのに、15年ぶりの教習所で3回乗っただけで不思議と感覚が戻るものでして。

ゆーて、24から車は運転してなかったけど30過ぎまで原付に乗っていたので、スピードの体感や交通ルールはなんとなく染みついているのかもだけど。

なんて、2年運転して2回傷つけて(うち1回は修理出したレベル)、左のサイドミラーなんぞ何度もぶつけております。決して運転はうまくないです。

 

ゴールドペーパー時代は、パートナーはもちろん、少人数の仲間や、大人数の仲間たちと数台に分かれて出かけるときも、常に助手席。運転手を選ばず安定の助手席。

本当に助手席が好きなんです。

景色が、フロントガラスから助手席の窓でつながってパノラマになるんよね。それが好き。

あと、おそらく、運転手の横顔+ハンドルを持つ二の腕が拝めるってのもある。単なるフェチ。

助手席に座ると絶対に寝ないので、運転手と普段話さないような他愛のない話をするのも好き。

「この人、そういう趣味あるんだ・・・」とか(料理とかね)。「そんな過去があったんだ・・・」とか(学生時代の部活とかね)。

お酒の席でもわりとプライベートの話はしやすいけれど、シラフのほうがより人間味があるというか。相手のちょっとした個性に気づけてうれしくなるのです。

それを車で降りたら、他の人たちに「こーいう話したんだよー」と謎の情報共有をするんですけど(迷惑極まりない)。

ちなみに、BBQの道中で料理が好きと教えてくれた友人くんは、次のBBQから漬物の差し入れを持ってくるようになりました。

そうすると、他の人もどんどん持ってくるんだよ、料理男子集団め。

そこで一部の輩に言われるんですよ。「おまえは何で持ってこないの?少しは花嫁修業しろ。」と。

ほっとけ。安心しろ、今も花嫁になってない。

 

っていう懐かしい話を思い出したら、余計に助手席に乗りたくなってきた。。。

あー。。。

頼む、誰か、乗せてくれ。。。