エッセイ的な何かbyルミ

ひとつのお題についてグダグダと書くエッセイっぽいブログ

新芽の季節

先日行ったスーパーマーケットのお惣菜売場で、たらの芽の天ぷらを見かけた。

ああ、もうそんな時期かと。たらの芽の天ぷらを見ると「春だなー」と感じる。思えば、ひなまつりも過ぎたもんね(え?わたしの時空大丈夫そ?)

たらの芽の天ぷらが大好きなので、手に取ってニヤニヤしながらカゴに入れて。

「おいしそう・・・新芽の季節だねぇ、グフフ。」なんて思うと同時に、現実的なことも思い出した。

「家の新芽も、そろそろ・・・。」

家の新芽・・・。そう。庭の雑草たち。

駐車場に向かうとき、地面を這うように葉を伸ばす雑草がポツポツ出てきたなぁ、とは気づいていた。その雑草たちが先日、キレイな紫色の花を咲かせたのである。

「花が・・・咲いてしまった・・・!キレイはキレイだが、これ以上増えちゃまずい!!」

たらの芽の天ぷらから雑草へ変換する人は、わたしくらいだろう。

 

なぜ、雑草に対してこんなに過敏なのかといいますと。

昨年の5月頃。庭で好き放題に伸びた雑草たちに埋もれて、黙々と草むしりをしていたときのこと。

男性2人(おじさん)が家の前を通りまして。うちを見ておじさん達が

「あーここ、○○さんの家か・・・。」(我が家のこと)

「・・・○○さん(父)がいた頃は、きれいに手入れしてたよな・・・。」

と、つぶやいてスーッと通り過ぎまして。

あ、あのー・・・。見えなかったかもしれないが、すぐ近くで娘(わたし)が草むしってますよー・・・。うちの女性陣、ズボラですみませんねぇ・・・。

やっぱり、近所の方々って何気なく周りのことを見ているんだなと思った。見てないふりして。

そんなことがあったので、「来年は早いうちから草むしりするぞ!」と決断したのである。

もう、その時期がきてしまったようだ・・・。早いよ1年。

 

さっそく、帰宅後少し休憩してから庭の草むしりを始めた。新芽の雑草をプチプチと。

例の紫花の雑草。名称はわからないが、タンポポのように根が強く葉が土にへばりつく種類で。こやつの去年は立派になっていて取るのにかなり苦戦したが、今は若かった。すんなりとることができた。まぁある程度はスコップでほじくったけれども。

 

という感じで、わたしと雑草の闘いが、今年も始まった。

秋までの長期戦。がんばろう。